暴力団幹部殺害 発砲の2人追う 抗争発展を警戒 警視庁


発砲事件の関係車両を調べる捜査員ら=東京都港区西麻布で5日午前11時53分

 東京都港区西麻布4の路上で5日午前、駐車中の車の中にいた男性が拳銃で撃たれて死亡した事件で、死亡したのは指定暴力団住吉会系の杉浦良一幹部(43)と判明した。

警視庁組織犯罪対策4課は殺人事件として麻布署に捜査本部を設置。現場から逃げた2人組の行方を追うとともに、暴力団同士の抗争事件に発展する可能性があるとみて警戒している。

 調べでは、ヘルメットをかぶった2人組が路肩に駐車中の車に近づき、窓ガラス越しに拳銃を撃った。

後部座席にいた杉浦幹部が背中や腕に3発の銃弾を浴びた。同乗していた2人の暴力団関係者にけがはなかった。

 現場に犯人が捨てたとみられる拳銃1丁が落ちていた。杉浦幹部は、所属する組の会長を出迎える途中だったという。

 この事件の約1時間後の午前11時ごろ、同区麻布十番1のマンションにある指定暴力団山口組系組事務所の玄関扉に拳銃3発が撃ち込まれた。

杉浦幹部の殺害現場から約1.5キロと近く、捜査本部は関連を調べている。

 現場周辺の六本木地区は、一部が05年9月に指定暴力団山口組の傘下に入った国粋会の「縄張り」。

同地区には杉浦幹部が所属する組の縄張りもある。

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