第2次ベビーブーム世代、約半数が30歳で出産なし

ベビーブーム

 1971〜74年に生まれた「第2次ベビーブーム」世代の女性の約半数が、30歳時点で子供を1人も産んでいなかったことが3日、厚生労働省が発表した「出生に関する統計」で明らかになった。

 日本の人口回復は、「団塊の世代」の子供が多い第2次ベビーブーム世代による出生動向がカギを握ると見られていたため、厚労省は「将来の日本の人口予測を考えると、非常に悲観的な数値だ」と分析している。

 一方、結婚前に妊娠する、いわゆる「できちゃった婚」で第1子が生まれる割合は04年の時点で、15〜19歳の出産した女性の82・9%、20〜24歳も63・3%に達した。1980年の47・4%、20・1%からいずれも急増した。

 01年度の前回調査(2000年時点)と比べても、それぞれ1・2ポイント、5・0ポイント高くなっている。

 阿藤誠・早大特任教授(人口学)は「妊娠がなければ結婚しない傾向が、25歳未満の女性で強まっていることをうかがわせる。少子化の裏返しの現象と言える」と分析している。

 このままでは人類崩壊?とまではいかなくとも大変な事態になる事は必至である。この事に気付いている人間が果たして何人いることか。
子供を生め。そして立派に育て上げなさい。と言いたいのである。結婚に臆病になるのはもうやめたほうがいい。そう思うのは私だけだろうか。

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