<堀江容疑者>拘置所6週間 「時間過ぎるの早い」と強がり

堀江容疑者

 ライブドアグループによる証券取引法違反事件で、前社長の堀江貴文容疑者(33)=証取法違反容疑で再逮捕=が東京拘置所で暮らし始めてから6週間が過ぎた。

 一貫して否認している堀江前社長は「時間が過ぎるのは早いもんですね」と周囲に話す余裕も出てきたという。再逮捕容疑での拘置期限は14日。東京地検特捜部との攻防はなお続く。

 堀江前社長の取り調べ担当検事は、当初の特捜部副部長から30代後半の中堅検事に交代した。

 3時間前後だった取り調べ時間は、午前、午後、夜の1日3回、計5〜6時間に増えた。それでも精神的な疲れは見せず、取り調べにも慣れた様子だという。

 検事から契約書類を示されても「知りません。こんなのあったんですね」と応じ、作成された調書は身上経歴に関するものや再逮捕時の弁解録取書などごくわずか。事件について「何も悪いことはしていない」との姿勢を貫いているという。

 調べ以外の大半の時間は独房で過ごし、寒さがこたえるのかダウンジャケットを着込んでいる。房外に出られる運動は週2回、風呂は3日に1回のペース。一時は日持ちのしない生菓子などが多量に差し入れられ、困惑していたという。

 彼ほど人生の転落劇を演じる事ができた人間もそういまい。今後どうなるかは必然的にわかる事だとは思うが。一つだけ
罪は認めてこそ償えるものだ。罪悪感すらないようではもう終りか。

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