パート社員に賞与 200万円超も りそな銀行、実力主義を徹底

 パート社員でも、ボーナスは最高200万円以上。


 りそな銀行埼玉りそな銀行は今月中旬、パート社員に対して個人の営業成績に応じてボーナスを支払う。昨夏に続いて2回目だが、昨年は半年間(2004年10月〜05年3月)の成績だったのに対し、今回は1年間(05年4月〜06年3月)なので、支給額が200万円を超えるパート社員もいるという。


 ボーナス支給の対象となるのは、投資信託や年金保険、外貨預金などの投資商品を外回りで販売する「渉外スタッフ」と呼ばれるパート社員。りそなでは約1000人、埼玉りそなで約650人の計約1650人がいる。


 投資商品の販売目標額を設定し、目標を上回った場合、一定割合を渉外スタッフに還元する仕組み。ボーナスをもらえる渉外スタッフは全体の半数以上で、支給額は平均20万円程度という。昨夏の平均は7万〜8万円前後だった。


 りそなによると、今回は「前期の株価が好調で投資商品が売りやすかった。定期預金の満期管理などが中心業務だったスタッフに、投資商品販売が定着した」としており、優秀な成績をあげるパートが増えたという。


 りそなは業務効率化の一環としてパート比率の拡大を進めており、グループ(傘下4銀行)約3万2000人のうち、半数がパート。パート社員へのボーナス支給は実力主義を徹底し、やる気を引き出すのが狙い。日本の銀行でパート社員にボーナスを支給するのは珍しい。


 厚生労働省は、正社員と同じような仕事をしているパート社員には同じ賃金を支払うことなどを柱としたパート労働法の改正を検討しており、りそなの取り組みはこれに先駆けたものといえそうだ。


 200万のボーナスと聞くと聞こえはいいかもしれないがそうでもないであろう。雇用制度自体がおかしい銀行や公務員など全くもって理解に苦しむところである。


 頑張った結果といえばそれまでであるがもう少し奥まで考える必要があるのはヒラリーマン達ではないだろうかと考えるがいかがであろうか?

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