謎の集団生活、57歳男を脅迫容疑で逮捕


渋谷容疑者らが集団生活していた東京・東大和市の民家
 
 東京都東大和市の民家で男女12人が不自然な集団生活をしている問題で、集団生活への参加を断った20歳の女性を脅したとして、警視庁捜査1課と東大和署は26日未明、脅迫容疑で同市芋窪(いもくぼ)2、無職渋谷博仁(ひろひと)容疑者(57)を逮捕した。

 被害者の女性は「催眠に掛けられそうになった」などと話しているといい、同課では、女性たちは渋谷容疑者にマインドコントロールされている可能性もあるとみて、集団生活への勧誘方法や生活の実態についても調べる。

 調べによると、渋谷容疑者は昨年10月、同市の民家で集団生活している女性を使って20歳の女性を民家に誘い込み、集団生活に加わるよう強要。怖くなった女性は、「用事がある」と言って民家から逃げようとしたが、その際、渋谷容疑者は「誘われたことを人に話したら命が危ないよ」などと女性を脅迫した疑い。

 渋谷容疑者は25日午後も、報道陣の取材に応じ、「脅したり薬物を使ったりして女性を集めているわけではない」と強調した。

 その一方で、2000年ごろ、当時20歳代の女性が「だまされた」「お金を取られた」などと言い残して集団生活をやめるトラブルがあったことを明かした。また、「私は女性の親から逃げ回っている」と、女性の家族らとの接触を拒絶していることも認めた。

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