新北九州空港が開港、第1便が離陸

新北九州空港

スターフライヤー第1便の搭乗手続きに列をつくる利用者たち
 
 新しい北九州空港が16日、北九州市と福岡県苅田町沖の周防灘に開港し、新規航空会社スターフライヤー北九州市)の第1便が午前7時過ぎ、羽田に向けて離陸した。

 九州・山口では唯一の21時間運用の空港で、同市は年間約100万人以上の利用客を見込んでいる。

 定期便は、国内線が羽田1日17往復(開港当初は14往復)、名古屋(小牧)3往復、那覇1往復。国際線は中国・上海線が26日から就航する。また、ロシア・ウラジオストク線の開設準備が進んでおり、新規航空貨物会社「ギャラクシーエアラインズ」も8月からの業務開始を目指している。

 新空港は、国が設置・管理する第2種空港。15日閉港した旧北九州空港の代替として1994年に着工し関門海峡のしゅんせつ土砂で造成した人工島に整備された。総工費は約1024億円。

 全長2500メートルの滑走路を持ち、大型機の離着陸が可能。海上空港で騒音被害の恐れが少なく、午前5時から翌日午前2時まで運用できる。人工島と陸側は、無料通行の橋としては国内で最長の連絡橋(2・1キロ)で結ばれている。

 当初計画では、2005年10月に開港する予定だったが、99年の台風18号被害の復旧作業のため約半年間遅れた。

 九州もどんどん発展を遂げている。やはり日本という国自体が豊かになる為には東京だけが栄えてもしかたのないことである。日本中の都市全体が栄えてこその日本活性化、景気回復という事になるであろう。

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