国民年金保険料、都内で13億円回収…05年度

年金

 国民年金保険料の長期未納者に対し、東京都内の社会保険事務所が差し押さえを含む強制徴収に乗り出し、2005年度だけで13億円の未納分を回収したことがわかった。


 銀行預金などの差し押さえ件数は過去最多の1051件に上り、前年(22件)の約50倍。


 全国の社会保険事務所の差し押さえ件数は2697件で、その4割を占めた。


 東京社会保険事務局によると、都内30か所の事務所は05年度、保険料を2年以上払っていない20歳以上の自営業者や学生、フリーターなどのうち、所得調査で支払い能力が認められた5万7890人について、強制徴収を前提に最終催告状を送付。


 約2万人が納付に応じ、さらに1万6548人には強制力のある督促状を送り、応じなかった場合は差し押さえに踏み切った。


 この結果、今年3月末までに計9万7638か月分の未納保険料を回収した。


 この結果がいいのか悪いのか。年金制度からみればいいに決まっているが国民一人一人から捉えるとどうなるのか。制度そのものの抜本改革が問われているのである。


 月収30万前後の者に強制するのと年収1000万の者にするのとでは全く話しが違うのである。

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