<夫遺体切断>双方の浮気が原因か 妻を送検

 東京都渋谷区の不動産投資信託会社社員、三橋(みはし)祐輔さん(30)の切断された遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された妻の歌織(かおり)容疑者(32)と祐輔さんには、それぞれに交際相手がおり、最近、離婚話が持ち上がっていたことが分かった。

警視庁新宿署捜査本部は、夫婦間のいさかいの背景に双方の男女問題があったとみて事件との関連を調べている。

 調べでは、夫婦は最近、離婚について親しい人に相談していた。夫婦にはそれぞれに交際相手がおり、互いに不信感を募らせていたらしい。

調べに対し歌織容疑者は「いろいろあったが、彼は一度として本当に謝罪する気持ちをみせなかった」と供述している。

 一方、祐輔さんの切断遺体が新宿区などで見つかった後、祐輔さんの携帯電話から友人に、「迷惑かけてごめん」とのメールが送られていたことが分かった。

祐輔さんの携帯電話は昨年12月12日から電源が切られて通じなくなっていた。

ところが今年に入り、複数の友人の携帯電話に「いろいろ迷惑かけてごめんなさい。みんなに合わせる顔がありません」とのメールが届いた。

捜査本部は、祐輔さんが自殺を図っていることを偽装した歌織容疑者の工作だったとみている。

携帯電話は見つかっていない。

 供述によると歌織容疑者は12月12日、寝ていた祐輔さんの頭をワインボトルで殴り殺害。その直後に切断した理由について「重かった」と話していたが、「身元を隠す目的もあった」とも供述しているという。

 また歌織容疑者は05年6月、「夫から暴力を受けた」と目黒区の病院で治療を受けていたことが分かった。病院の通報を受けて目黒署員が事情を聴いたところ、原因は夫の家庭内暴力だと話したという。

 捜査本部は12日午前、歌織容疑者を同容疑で送検した。

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