<不二家>洋菓子販売を全面的に休止 社長陳謝

 菓子メーカー大手の不二家がシュークリームに消費期限切れの牛乳を使用していた問題で、同社の藤井林太郎社長は11日会見し、会社として事実を把握していながら、回収措置や公表を怠っていたことについて、「対策が不十分だった」と陳謝。

そのうえで当面の間、全国での洋菓子販売を全面的に休止すると発表した。

 不二家によると、昨年11月8日に埼玉工場で製造したシュークリーム2000個に前日が消費期限となっていた牛乳を使用していた。

シュークリームは1都9県で販売された。このほか、社内調査によって、りんごの加工品「アップルフィーリング」を期限切れのまま出荷したり、殺菌検査で出荷基準に満たない洋菓子「シューロール」を出荷していたことなども新たに判明したという。

 同社は今後、問題のあった埼玉工場を含む全5工場で操業を休止。同日から全国の不二家チェーン約800店舗での洋菓子販売を休止する。

 一方、この問題を受けて、埼玉県は11日、同社埼玉工場を立ち入り検査した。

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