重りで男性水死 容疑の男女逮捕
大阪市淀川区の淀川川底で昨年十一月、ダンベルなどを巻き付けられた男性の遺体が見つかった事件で、大阪府警捜査一課は男性を同区のカラオケ店店員、三好翔さん＝当時（１９）＝と断定するとともに、二十三日、三好さんを水死させたなどとして、殺人容疑で三好さんの当時の同居人で同市都島区都島北通、無職、宇津隼人容疑者（２２）と宇津容疑者の交際相手の同、無職、深見碧琉（そる）容疑者（３２）の男女二人を逮捕した。
調べでは、宇津容疑者らは昨年十一月一日午後十時ごろ、同市淀川区十三東の淀川の浅瀬に三好さんを連れて行って押さえつけ、背中にダンベルや石を針金で巻き付けて水中に放置、おぼれさせた疑い。干潮時の川底に放置され、水かさが徐々に増して水死したとみられる。
三人の間で交際をめぐるトラブルがあり、昨年十月下旬ごろから、三好さんの手足をひもで縛って監禁。向精神薬などを飲ませ衰弱させ、刃物で顔や手を切るなど執拗（しつよう）な暴行が加えられていた。
なんと醜いのであろうか。なんと無残であろうか。一生をかけて死ぬまで地獄の苦しみを味わい罪を償うがいい。
